その３ スタートから10kmまで。

続き

グタグタな感じでスタートしたハイテクハーフマラソン。

【スタート～5km 18;25@3:41/km】
久しぶりの渋滞スタ―ト。注意するのはとにかく転ばないこと。
ストライドを広くとると後ろから蹴られて転ぶ可能性があるので、とにかく小股。なんなら足踏み。

そんな簡易でしばらく進んでいると、前が少し空きだします。
Fさんを先頭に　ちみ・petaとトレインを形成しながら人込みをかき分け前へ。
２ｋｍすぎぐらいまで隊列を組んでいましたが、Ｆさんとペースが合わなかったため、Ｆさんを見送り　いつものちみpeta２人で。

実は南多摩練のたびにpetaさんと何度も話して目標にしていることがありました。
それは、
フル2:45カット、そしてハーフ77分30秒ぎり（1km 3:40を切るぐらいのペース）。

昨年の春に、南多摩練を開始して以来の目標です。
その為に、まっさん監督のもと、暑い夏の日も、暴風の日も、インターバルや坂ダッシュやペース走を繰り返してきました。

↓南多摩練の風景

今回のハイテクハーフマラソン、気温も適温、風もほぼなしで　めちゃんこ　好条件。
絶対にいける！

そんなわけで事前の打ち合わせ通りに3:40近辺で巡行。
可能であればペースの合う集団で走りたかったのですが、なかなか見つからず。

「なんか南多摩練と一緒だねー（（笑）」

とか話しながら進んでいきます。

【5km～10km 18;10@3:28/km】
petaさんが時計とにらめっこ。
「ちょっとはやくねー？」といってペースを緩めたり
「いかん、下げすぎた」といってダッシュしたりして、僕の体力を削りにきます。

南多摩練を始めたばっかりのころは、この削りにやられて撃沈を繰り返していましたが、今や慣れっこ。
横に来たり、後ろに来たり、前に来たり、グラディウスのオプションの様に動き回るpetaさんは気にせずに、自分のリズムで淡々と。

７ｋｍぐらいでやっといい感じの集団につくことができ、それ以降は集団に運ばれている感じで進んでいきます。

腕時計を確認すると９ｋｍ通過。
南多摩練で１２ｋｍのペース走をやることが多いので、あとは慣れ親しんだ距離。

「ここまで来たら、あとは南多摩練のいつもの距離ですよ！」
とpetaさんに声を掛けつつ前を向いて走ります。
・
・・
土手を上っているころ、青学の選手等、トップランナーが折り返してきます。

「petaさん、めっちゃ早いっすね！！」
と話しかけたのですが反応はなし。

えっ！と思い後ろを振り返ってみるとpetaさんの姿は遥かかなたに見えました・・・・（涙

続きます。

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