前回の続き
30km〜35km 24'46" (2:48'59")
[4'53" 4'57" 4'55." 4'58" 4'59" ]
ロッキーおじさんとハイタッチし30km地点を通過した時、ふとある事に気付いた。
サブ3.5のペーサーに追いついてなかったのだ。。。
サブ3.40までのペーサーは開始10kmまでに捕まえた。でも、サブ3.5のペーサーは影も形も見つかっていない。
「大丈夫、もうすぐ追いつくはず。」
そんなふうに自分に言い聞かせて走っていたら、31km地点ぐらい、
前方にミツバチのような集団を発見!
※湘南国際マラソンのサブ4以上のペーサーさんは、🐝(ミツバチ)の様なTシャツを着て、黒い風船をつけているのだ!!近づいて見ると、背中には「サブ3.5ペーサー」の文字!!
やった、ついに追いついた。
周りのランナーと
「やっと追いつきましたね!」
と励ましあい サブ3.5ペーサーを抜く。
この頃になるとキロ4'50の維持は厳しくなってきた。しかしまだ、サブ3.5ペースでは走れている。
「足は痛いがまだ大丈夫」
そう自己暗示をかけながら進む。
35km〜40km 25'37" (3:14'36")
[5'04" 5'00" 5'08" 5'10" 5'12" ]
35km地点を過ぎると、
サブ3.5ランナーになる為の最後の試練がやってくる。
足のいたるところが痛くなり、動かなくなってくる。そして、キロ5がキープ出来なくなってきたのだ。
歩きたいぐらいきつい。。
この状況がもし初体験だったら、大失速してサブ3.5は達成できなかったかもしれない。ただ、俺は、この状況をちばアクアラインマラソン2016で既に経験済みだった。
「ちばアクアラインマラソン2016は、30km地点でこの状況だったけど、走りきれたじゃないか!」
自分に喝を入れつつ、動かない足を動かす。
足が動かなくなっているのはみんな同じようで、キロ5超えて走っているのに 先行するランナーをどんどんパスできる。(当然パスされることもあるが。)
「頑張りましょう!」
と声をかけたり、かけられたりしながら サブ3.5を目指して走る。
37km過ぎ、一度ゴールの横を通り過ぎる。
事前に聞いていたが、噂以上に心が折れそうになる。
「今まで頑張ってきたんだ。あと5km、ここで心が折れてたまるか!」
もう体は限界に来ている。
気持ちだけで体を前に運ぶ。
そして、二宮の第二折り返し地点で折り返し40km通過。
40km〜42.195km 11'39" (3:26'15")
[5'08" 5'01" 1'30"]
あと2キロ、
なんとかペースを上げようとするが、体が言う事をきかずペースがあがらない。
ただ、サブ3.5は目前。
ずっと走って来た西湘バイパスを抜けゴール地点のある大磯ロングビーチへ。
そして、ゴール直接の激坂。
正直きつい。
でももう少しでゴールだ。歯を食いしばり登っていく。
坂をのぼりるとゴールがみえてきた。
ゴールの上にある時計は3時間27分台を表示している。
サブ3.5行ける!!あと少し。
必死に足を動かし、そしてゴール!!
3時間27分45秒 (グロス)
やりきった感でいっぱいになり、自然とガッツポーズが出た。
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